新上五島町社会福祉協議会にて平成20年度より実施してきた、「ふれあい学習」推進地区指定事業が、今年で最終年度となります。


※ふれあい学習とは...
学習指導要綱改訂などにより、「総合的な学習の時間」が設置され、児童・生徒が地域に出てボランティア学習に取り組む姿がみられるようになり、児童・生徒に関わる地域の関係機関・団体と有機的に連携し、協同して進めていくことが強く望まれる。
一方、福祉改革により、地域福祉、在宅福祉が進行するなか、福祉教育によって地域住民の福祉理解を高め、安心して住み慣れたところで心豊かに生活できるという地域づくりが求められている。そこで、児童・生徒や地域住民の「ふれあい学習」を推進することによって、真のふれあいのある地域づくりをめざし、本事業を3年間の「ふれあい学習」推進地区指定事業として実施する。

新上五島町・上郷地区をモデル地区とし、1~2年目は、3世代が共にクイズを解きながら街を歩く「ふれあいウォークラリー」事業、高齢者とのふれあいを深めるための「ふれあいもちつき大会」、「ふれあいメール便」事業、地域より集めた昔懐かしい写真でスライドショーを作成し3世代で鑑賞する「ふるさとアルバム探検隊」等の事業を行って参りました。

大変好評を受けた「ふるさとアルバム探検隊」(スライドショー)↓



最終年度となる本年は、メインの取り組みとして「ふるさとアルバム探検隊」の幅を更に広げた形の「ふるさとアルバム探検隊~出発の章~」を行ないます。
この1~2年目で集めた地域の昔懐かしい写真を元に「探検手帳」を作成し、子どもたちが地域を歩き、地域の人々に話を聞きながら、手帳に掲載している写真の事について詳しく調べてくるというもので、子どもたちと地域の人々とのふれあいを図ることはもちろん、地域をもっともっと知ることで、地域を深く愛する心が芽生えるということも大きな狙いです。
当会で展開しているキャラクター「総合福祉戦隊ケアレンジャー」に登場する悪者「ヨンナカッチェ」に誘拐された校長先生を、上郷小学校の生徒たちが街を歩き、暗号を解き明かしてキーワードを探し出し、救出するというゲーム性を設けて楽しく参加出来るように工夫しております。





本日、上郷小学校へ訪問し、事業の説明をしてきました。


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8月20日~9月30日まで期間を設けて実施いたします。
上郷地区の皆様、子どもたちが声を掛けて来ました時は、色々とご指導よろしくお願いいたします。