ワークキャンプ2012開催



夏休み初旬の7月25日~26日にかけて、
新上五島町内のボランティア協力校の生徒が集まり、
『平成24年度ボランティア協力校ワークキャンプ』を開催しました。

上五島中学校、青方小学校、上郷小学校、今里小学校、
魚目中学校、魚目小学校、奈良尾中学校、奈良尾小学校、
有川中学校、崎浦小学校、以上10校より55名の生徒が参加して、
『温故知新!ふるさとアルバム探検隊~まちの歴史を知り、まちの未来を考えよう~』というテーマで取り組みを行いました。

『ふるさとアルバム探検隊』は、事前に集めた地域の古い写真を元に、現在までどのように移り変わって来たのかを、まちを散策して地域の人に聴いたり、実際に自分の目で確かめて検証するというものです。
これは、平成20年から3年間、上郷地区をモデル地区として行った取り組みで、実際に地域の人々のふれあいや、これから先の我が故郷の発展を考える良い機会となった実績があります。

(上郷地区での成果はコチラ↓)




今回、モデルとなったのは有川地区。





1班:崎浦(頭ヶ島、友住、江ノ浜、赤尾)地区
2班:船津地区
3班:太田地区
4班:浜・高崎地区
5班:中筋地区
6班:東浦 (七目、中野、阿瀬津、鯛ノ浦、神ノ浦) 地区
7班:蛤・茂串・西原地区
以上の7か所に分けて、散策を行いました。

1班のようす↓


2班のようす↓


3班のようす↓


4班のようす↓


5班のようす↓


6班のようす↓


7班のようす↓


数多くの歴史と文化が点在する有川地区。
生徒達は、地域の人達から聞く今と昔の違いに驚きの連続だったようです。
散策した結果は、地区ごとにまとめて最後に成果を発表しました。



「初めて会う人と話が出来てよかった。」
「まちの人達が親切に教えてくれた。」
「初めて行く場所もあった。有川の歴史を知ることができてよかった。」
「太田や友住で大きな災害があり、人々が助け合いながら復興を果たした歴史があった。」
「この素晴らしい風景を未来に残していきたい。」
「自分の住んでいる地区の歴史も調べてみたい。」
といった様々な意見が聞かれました。
参加した生徒達は、昔と今の違いを知ることで、歴史の移り変わりと共に、これからの新上五島町に何が必要なのかを感じる事ができたようです。

子ども達は、歴史深き風光明媚な新上五島町という街に生まれながらも、このまちの良さを知る機会がなかなかありません。
これからも、この『ふるさとアルバム探検隊』の取り組みを広げて、新上五島町の素晴らしさを再確認できればと思っております。

また、今回のワークキャンプでは、長崎大学の教授と研究生をお迎えし、『人と人の絆について~遺伝の不思議~』というテーマについてご講義頂き、人々の個性や人の命の尊さについても学ぶことができました。


長崎大学の皆様、本当にありがとうございました。

そして、参加された生徒の皆様、大変お疲れ様でした。


今回のワークキャンプの成果については、


新上五島町役場有川支所のロビーにて掲示しておりますので、




町民の皆様、どうぞご覧いただきますようお願い致します。
(※9月末まで展示予定です。)

後ほど、ふるさとアルバム探検隊のムービーも作成して披露致します。
乞うご期待!